パピー講習会のお知らせ

4月25日(月曜日)の13時~14時に第4回パピー講習会 in 神戸セントラル動物病院をおこないます。

第4回は「遊び方」と題して開催予定です。

今回からの参加でも大丈夫です。

6カ月未満の仔犬さんとご家族、またはご家族の方のみの参加でも大丈夫です。

お待ちしております。

詳しくは

http://ameblo.jp/kobecentral-ah/entry-10805481792.html

をご覧ください。

パピー講習会

手術

手術。

この言葉の感じ方は様々でしょうか?簡単?難しい?痛い?安全?大丈夫?

家族の方も、獣医師も手術がくうまくいくことを願っている、この点では同じであります。

私は、

☆そもそも手術はしないといけないのか?手術以外の方法はないのか?

☆手術の目的は何なのか?根治なの緩和なのか。それとも検査なのか。それとも合わせ技でいくか。

☆手術を安全に行う体力が患者さん側にあるのか?麻酔は耐えられるの、手術に耐えられるの?

☆手術の目的を達成できる見積もりはあるのか?見積もりなく出発すると迷子になります。

ということを考えています。

そしてこれらを考えるための資料を集めるために、さまざまな術前検査はおこなわれます。

術前検査は状態が悪ければ悪いほど、鮮度(手術前に!)が大事になってきます。

もちろんこれらをクリアできていなければ、手術を希望されても行えないことがありえます。

特に状態が悪いと短い時間で、重大なことを決定しなければなりません。

家族の方と獣医師にコミュニケーションが取れていないといけません。

普段から家族の方と信頼関係が築けているか、

わからないことを聞いてもらいやすいようにしているのか?

日々自問しています。

ブログ

歯磨き

この時期は狂犬病ワクチンやフィラリア予防で久しぶりに会えるわんちゃんも多いです。

昨年や一昨年に歯石除去手術をおこなった子達の口の中を見る機会もあるのですが、

歯が非常にきれいな状態を維持されていると、

頑張って歯磨きされているんだなとうれしくなります。ニコニコ

よかったねー。

歯みがきをすることで、歯周病を防ぎましょう。

歯周病は内臓疾患(腎臓・心臓・肝臓)をおこす原因となります。

病気について

ご注意を part2

もどしている、元気がないとのことで来院したわんちゃん。

レントゲン・超音波検査の結果、またもや異物による腸閉塞の疑い。

神戸セントラル動物病院通信 の色が本来の腸管の色です。

は異物閉塞により腸が壊死寸前の色です。

神戸セントラル動物病院通信 これが異物の正体です。

『どんぐり』

胃の中にずいぶん長いこと入っていたものが、

腸に移動してしまい、つまった。と思われます。

散歩中にひろい食いをさせないように目お願いします。

病気について

高齢動物の手術

わんちゃん・ねこちゃんで年齢が高齢だなと思う子たち。

実際に診察をしてみると思ったより若若しい子たちもいますし、

年齢通りに感じられる子もいます。

そんな高齢な子たちにどうしても麻酔をかけて、手術をしなければならないこともあります。

避けられるのであればや避けたいところです。

13歳のシーズー君、皮膚腫瘍が大きくなり自壊を繰り返すため

12歳の7か月の中型の男の子、肛門周囲線種が複数個、大きくなり出血してきたため

13歳3か月のM・ダックスちゃん、歯根部膿瘍で膿性鼻汁がひどいため

17歳の中型の女の子、10センチ大の乳腺部腫瘤が破裂しそうなため、そして術前検査で卵巣に異常が見つかったため

最近の高齢なわんちゃんの手術ケースです。

肛門周囲線種や卵巣の病気は、若いころの不妊手術で発生を防ぐことができます。

乳腺腫瘍も発情前(生後半年頃)の避妊手術で発生をかなりおさえるデータがあります。

高齢動物の手術では、いかに早く、出血を少なく、痛みを少なく

普段から心がけている手術方法をより意識して、負担が少なくなるようにおこなっています。

神戸セントラル動物病院通信 17歳の女の子の右の卵巣です。僕の手の大きさと比べるとサイズがわかりますね。 神戸セントラル動物病院通信 取り出した卵巣子宮と乳腺腫瘍の写真です。

この子は日帰り希望でしたので、その日の晩に退院されました。

いまは抜糸も終わり、すっきり元気とのことです。

病気について

パピー講習会 in 神戸セントラル動物病院

2回目のパピー講習会を終えて、すでに1週間が経過してしまいました。

遅れましたが、報告です。

当院にとって初めての試みですが、ぼくも楽しみにしています。

1回目はスキンシップについてが主な内容でした。

わんちゃんに対してこんな感じで接すると、気持ちが伝わりやすいですよ。

という講師の田中トレーナーの実演で、家族の方には大変参考になったのではないでしょうか?

神戸セントラル動物病院通信 わんちゃんは頭のよい動物です。

家族の方が上手に接していくことで、わんちゃんの理解が深まります。

わかってくれると、それに答えてくれる。

楽しいですね。

参加している子犬さん達の性格が様々で、笑いが絶えない講習会でしたにひひ

第2回目はトイレについて。

うまくおしっこ・うんちをしてくれている子もいますが、まだまだ失敗する時期であります。

なぜうまくいかないのか?

田中トレーナーがわんちゃんと家族の方の行動パターンを、個別にアプローチしていくやり方は、

聞いていて面白かったです。(ごめんなさい、興味深いという意味です)

神戸セントラル動物病院通信

問題はそれぞれ異なるように聞こえますが、みんなに当てはまることでもありました。

それぞれの行動パターンが理解できていくと、きっと上手なおトイレができるでしょうね。

講習会で聞いたことを、お家で実践していくことが大事ですね。

講習会の最後にお友達づくりがありますが、

1週目にはオドオドしていた子も動きが変わってきていて楽しくなりそうです。得意げ

参加の枠はまだ少し空いています。

わんちゃんは参加できなくても、家族の方だけの参加でも勉強になりますよ。

お知らせ

ご注意を

仔犬のわんちゃんに元気がないとのことで来院されました。

身体検査、レントゲン検査、超音波検査の結果、

異物摂取により腸閉塞をおこしていました。

これは大変ということで、緊急手術です。

腸の壁が異物により穴が開きそうなくらい傷んでいます。

神戸セントラル動物病院通信

これが取り出したすべてです。

結果、腸を4か所に胃を1か所で合計5か所も切開して異物を取り出しました。 神戸セントラル動物病院通信 このかき揚げに見える物体の正体は、

おしっこシーツを抑えるプラスチックのふたの残骸に、カーペットを噛み千切った線維が

からみ合って長~く腸の中で、詰まっていたのでした。

仔犬・仔猫の時期は、目が離せません。

目を離してしまうときには、ケージ、サークルやクレートに入ってもらう。

入ってもらうことが、嫌いにならないようにトレーニングしておく。

非常に大事なことです。

『かわいそうだから自由にしてあげたい。』または、『知らない間に食べてしまうから。』

それで事故がおこらなければ問題はありません。

どちらがその子への愛情になるのか。

よろしくお願いします。

病気について