猫の糖尿性ケトアシドーシス

具合が悪く来院し、糖尿病であることがわかったねこちゃんにゃー

さらに状態の悪いケトアシドーシスであった子が、1週間の入院生活をがんばり本日退院されました。

糖尿病性ケトアシドーシスは糖尿病の急性代謝性合併症です。

昏睡し死亡に進展する恐れがある病態です。

治療は頻回な検査と細かく調節したインスリン・他の薬・電解質バランスの調節と非常に大変ですし、難しいです。

その病気のねこちゃんに愛情を持ってしっかりと看護してあげられないとなかなか助けることができません。

あとはおうちでのインスリンの投与や体調管理が大事になってきます。

家族の方もインスリンの注射を大変心配されていましたが、1カ月もすれば上手になっていきますのでがんばりましょうニコニコ

内科

子宮蓄膿症が続いています

今年に入って3頭目の子宮蓄膿症のオペ。

なぜか続くときはつづく手術や病気が多いです。

本日の往診から戻り次第、オペに入りました。

神戸セントラル動物病院通信パンパンに腫れた子宮

『チェックポイント』

避妊していない女の子

・元気食欲がなく

・変な陰部からの出血、おりもの

・お水をよく飲む

注意してあげてください。

外科

耳血腫

ねこちゃんの耳が腫れていると来院されました。

神戸セントラル動物病院通信腫れているお耳 神戸セントラル動物病院通信逆側の普通のお耳 耳介部の血管から出血して耳がパンパンに腫れあがる状態です。

耳血腫は、ねこちゃんもわんちゃんも外耳炎が一番の原因になります。

耳がかゆいから掻く・耳を振る⇒もっと炎症がおこる⇒⇒⇒耳血腫になってしまうこともあります。

ねこちゃん本人は、ジンジンと痛む感じだと思います。

この子は耳介にたまった液を3回抜きましたが、

すぐにまた同じ状態になるので手術を希望されました。

再発することもありますので、今後は外耳炎のケアが大事になってきます。

外科, 皮膚科

パピー講習会

新年あけましておめでとうございます。富士山

お正月はどうでしたか?

私は結局急患なども含めて連日出勤になりましたが、リラックスできました。

今年もパピー講習会を実施していきます。波

『家族の方に仔犬の時期の上手なしつけ方を理解してもらう事を、もっと知ってもらいたい。』

という思いで、田中トレーナーのご協力のもと始まった2011年の新しい試みでしたが、

家族の方とわんちゃんの関係性を良好なものにするためには、非常に大事なものだと再確認しました。

わんちゃんわんわんをこれから迎える予定のある方は、ぜひこのような講習会に参加していってもらいたいです。

日々の診療では、困った・こんなはずでは・もうあきらめました叫び・・・などなど相談されることもあります。

その多くのことが、家族の方が子犬の時期にちゃんとした指示を出すことができていれば

防げていただろう問題です。

今月の予定

1月9日(成人の日)13時30分~14時30分 祝日のため30分遅い開始になります。

1月23日(月)    13時00分~14時00分

参加希望の方は、お電話または受付でご予約ください。

パピー講習会