乳腺腫瘍

最近の乳腺腫瘍で来院された患者さんたち

M.ダックスちゃん 9歳4か月

右の一番下の乳腺に直径20mm大の腫瘤、他に10mm大の腫瘤が右側にたくさんありました。

家族の方は急に大きくなったとの事でした。

術式は右側乳腺全摘出術。卵巣子宮摘出術。

結果は乳腺良性混合腫瘍と乳腺腺腫。(良性でした。)

ヨーキーちゃん 10歳9か月

右側第3乳頭付近に直径35mm大の腫瘤 右側第2・3乳頭間に直径10mm大の腫瘤がありました。

家族の方とは、どのようにしてあげるのがベストなのか何回か相談を重ねました。

術式は右側乳腺全摘出術。卵巣子宮摘出術。

結果は乳腺腺腫。(良性でした。)

M.ダックスちゃん 12歳10か月

他の件で来院し、触診にて発見しました。

第3乳頭付近に直径10mm大の腫瘤。

術式は腫瘤摘出術。

結果は乳腺腺癌。(悪性でした)

結果を踏まえて拡大手術をおこなうか、現在家族の方が相談されています。

猫ちゃん 9歳3か月

両側の最後乳頭付近にそれぞれ20㎜、7㎜の腫瘤がありました。

家族の方とは猫ちゃんの性格も含めて、術後管理までどのようにするのか相談を重ねました。

術式は両側乳腺全摘出術。

結果は乳腺腺癌。(悪性でした)

コーギーちゃん 10歳1か月

他の件で来院しました。左第4乳頭付近に直径30㎜大の腫瘤。

術式は領域乳腺摘出術。

結果は、まだでていません。

パピヨンちゃん 13歳1か月

他院様からのご紹介。

両側の下部に50mm大の腫瘤がありました。

すでにガンが遠隔転移していたため、手術はおこなわないことに相談し決めました。

残念なことに腫瘍は勝手にできてしまいます。

腫瘍のサイズやできている場所、転移の有無、本人の体力など様々な条件を考慮して

手術法などを提案し、ご相談し決めてもらいます。

やはり早期に発見し、適切な手術をおこなうことがベストではないでしょうか。

よくよく体は触って見てあげてください。

腫瘍

胃内異物

アルミホイルを丸めたものを飲み込んでしまった10kgのわんちゃん。

吐くこともできないようなので、内視鏡で取り出しました。

神戸セントラル動物病院通信

異物を飲んでしまった時の対応としては、

①吐かせることが可能なサイズ・形・材質のものは吐かせる。

②吐くことができない物は、内視鏡で取り出す。

③吐くことも、内視鏡で取り出すこともできなくい物。

  そのままでは胃炎の原因になったり、腸で詰まる(腸閉塞)の原因になる場合は、

  お腹を開けて取り出す。

④消化できるような物や、サイズや材質が安全なものは、うんちで出るのを待つ。

これらの判断は、必ず獣医師と相談しましょう。

自己判断や周りの方のアドバイスで、大事なことを見失い、混乱されてしまうようです。

今回はとりあえず大きな問題にならずに良かったですニコニコ

病気について

膝蓋骨脱臼について

膝蓋骨脱臼、パテラ脱臼、ひざがゆるい、ヒザの関節が外れるなどいわれるものです。

小型犬でとても多い整形外科疾患です。

当院の患者さんの整形外科疾患でも断トツではないでしょうか?

仔犬の時期は成長に従い、グレード(病気の状態の評価)が進行することがあります。

そのままにしておいても大丈夫なのか、手術が必要なのかt02200196_0800071112366916786

悪化しないためにはどうするべきかなど、よくみてもらう必要があります。

膝蓋骨脱臼整復の手術が続いています。

術後の安静、リハビリも頑張りましょうニコニコ

整形外科

お知らせ

新年あけましておめでとうございます。

当院の診察は、4日から通常診療しております。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

○診察時間の変更がございます。

1月30日の午後の診療時間を16:00~19:00までとさせていただきます。

大阪までセミナーに行ってきます。

ご迷惑をお掛けしますが、よろしくお願いします。

○1月のパピー講習会は1月14日の13:30~14:30で予定しています。

ご参加お待ちしています。

詳しくは

http://ameblo.jp/kobecentral-ah/entry-10805481792.html

をご覧ください。

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