会陰ヘルニア

会陰ヘルニアの来院が続いています。

この病気は中年齢以上のオスのわんちゃんでみられます。

会陰(おしりの周り)の筋肉が緩んできたためにできた穴から腸や膀胱、前立腺が飛び出すようになる非常にかわいそうで大変な病気です。

『うんちを出せず、悲鳴を上げる』

『下痢と吐き気がひどい』 などの症状で来院されました。

両側の会陰ヘルニア

t02200155_0450031712554024597

 

 

 

 

 

 

右側の会陰ヘルニア

 

t02200134_0555033912554024596

 

 

 

 

 

術後はすっきり排便できて元気とのことです。

会陰ヘルニアの予防には、若いころの去勢手術が有効です。

外科

帝王切開

陣痛が弱く自分で出産ができない場合は帝王切開となります。

そのタイミングを計るためには情報が必要です。

不足していると決断が難しい場合もあります。

母犬をよく観察。

その時が来る前からこうなったら決断しようと考えておくとよいかもしれません。

神戸セントラル動物病院通信 父母にそっくりな2頭が無事にとりだせました。

産科