猫の膀胱結石

血尿で来院した猫ちゃん。

診察の結果は、膀胱結石でした。

手術方法は極細内視鏡使用の膀胱結石摘出術(腹腔鏡補助下膀胱結石摘出)です。

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ギザギザした痛そうな結石がたくさんとれました。

内視鏡でのぞいた様子です。

 

 

 

 

ずっとトイレでの様子がおかしかったようです。おうちに来た当初からそのような感じでしたとのこと。

術前は性格もおとなしくジャンプしたり走り回ることも無かったようです。

先日手術を行い、本日ホテルで来院された際に、すごく元気で走り回ってジャンプしていますと家族の方が驚かれて笑顔いっぱいでした。

私もうれしいです。

外科, 腹腔鏡手術

腹腔内巨大腫瘤

おしっこの様子が変だと来院されたワンちゃん。

診察すると様子がおかしいようです。

お腹の中、脾臓に大きな腫瘤ができています。

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脾臓の出血を起こしているような腫瘍の摘出では、通常の術前検査は当たり前ですが、

特に出血をコントロールできるのかをチェックするために、血小板数や凝固時間(PT、APTTなど)の確認はとても重要になってきます。

この検査などがおろそかであれば、出血をコントロールできず大変な事態が容易に想像されます。

手術は癒着が激しく腫瘍も自壊し出血を起こしていましたが、手早く手術を終わらせて本日無事に退院されていきました。

がんばりましたね。

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大きい腫瘤でした。

当院では脾臓などの確認には、定期的なエコー検査を含む検診の重要性をお伝えしていきたいと思います。

 

外科, 腫瘍