輸血療法

今日は輸血についてお話します。

貧血が問題となって調子が悪い子にとって、輸血は非常に効果があります。

赤血球は酸素を体に取り入れてエネルギーにするために、

生きていくうえでとても大事なものだからです。

今日も高齢な具合の悪いねこちゃんが来院されました。

身体検査上で貧血がありそうです。

輸血も含めた治療についてお話しました。

もちろんその前に貧血の原因、具合の悪い原因を特定する検査が必要になります。

輸血は人間では献血されて(善意ですね)集まった血液が、病気の方に使われることになります。

わんちゃんやねこちゃんでは、そうもいかずなかなか難しいのが現実です叫び

輸血される側(貧血の動物)はぜひとも欲しい血液ですが、

ドナー(献血する側)の健康状態は大丈夫なのか、献血することが負担にならないかと

ドナー側にも気を配らなければなりません。

ドナー側の動物の健康状態把握のために、献血前の血液検査は必須です。

それと同時に血液が合うかをチェックする輸血適合検査もしなければらりません。

これらを経てようやく輸血が実施されていきます。

献血してくれるわんちゃんねこちゃんには、感謝感謝です。

ありがとうニコニコ

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