子宮の病気

11歳の小型犬のわんちゃんです。

『3日前から陰部からの出血がすごい』との事で来院されました。

診察するとおしり周りやタオルにもすごい量の出血跡があります。

血でクッションが3つもダメになったとのことでした。

検査の結果は、老齢のわんちゃんで多くみられる子宮の病気でした。

術前検査では、中等度の貧血も確認されました。

輸血をするかぎりぎりのラインでしたので

手術は出血を極力無くすように手術し、高齢のため麻酔時間を短くするように配慮します。

神戸セントラル動物病院通信 私の指より5倍ほど太い子宮が確認できます。

術後の面会時にはもう帰りたくて仕方がなさそうなほど元気でした。

しかし合併症対策のため入院治療がすこし必要です。

女の子で普段の出血と様子が違う場合には早めにご相談くださいわんわん

病気について

膀胱結石

小型犬のわんちゃんです。

血尿が出ているとのことで来院されました。

触診検査で感じた異常を尿検査、レントゲン検査で明らかにすると

神戸セントラル動物病院通信 これは大変な状態です。

大小様々な石が膀胱内を埋め尽くしています。

神戸セントラル動物病院通信 手術中です。膀胱は分厚く、たくさんの石が入っています。

神戸セントラル動物病院通信 こんなにたくさんの石がとれました。

このわんちゃんは痛みに耐えて、我慢をして暮らしていたと思います。

ぜひ普段から排尿時には、おしっこの色も気にしてあげてください目

病気について

観葉植物の花

突然ですが

当院は1日に2回の院内全体の清掃をおこない、衛生管理に努めています。

ところが最近、朝一にわたしが出勤すると何か臭いです???

例えるならねこちゃんのおしっこみたいな感じです(ごめんなさい)。

そして犯人がわかりました。

観葉植物のカポックに花が咲いていました。

観葉植物に花がついているのを初めて見て、なんとも不思議な感じがします。

しかし、なんとも言えない臭いにスタッフから不評の声が。 神戸セントラル動物病院通信

繰り返しになりますが、当院は衛生管理にはしっかり努めていますのでご心配なくにひひ

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内視鏡導入

当院にあたらしい種類の医療機器が導入されました。

内視鏡というものです。

今までは知り合いの先生にお願いして使用させていただいていまして、ご不便をおかけしていました。

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内視鏡が動物病院で一番活躍するのは、誤食した異物の摘出です。

(胃の中に入ってしまった竹串、プラスチック、ビニール、果実など。)

取り出せる大きさの物にも限界がありますが、胃を開けないで済むのは大きなメリットです。

そして食道内に食べ物(からあげ、りんご、ガムなど)が詰まってしまうこともあります。

その場合は早期に安全に取り出してあげないと食道の病気になってしまいます。

また難治性の嘔吐や下痢などの消化器疾患の時には、胃や腸の中を覗いて、組織を取り出し検査できます。

たとえば炎症性腸疾患の診断や消化器型リンパ腫の診断などにも使えます。

内視鏡があることでわんちゃんやねこちゃんにかかる負担の少ない処置と検査がおこなえます。

ただ人と異なる点は、全身麻酔が必要になるということです。

そういうわけで気軽に行える検査ではありませんので、

内視鏡の一番活躍してしまう異物の摂取がないように、家族の方には安全な環境づくりをお願いします。

かかりつけにしていただいている方たちへの安心をご提供できるように、

負担の少ない医療機器の導入をし、知識と技術のさらなる自己研鑚に努めるようしていきますニコニコ

お知らせ

‘Alopecia X’という皮膚病について

Alopecia Xという名前の皮膚病があります。

さまざまな鑑別によって診断されます。

ポメラニアンが日本では多いようです。

この子はなかなか脱毛が改善されず、困られていました。

今回とった治療法以外に治療効果が高いやり方もありますが、

さまざまな事情から手術や長期の投薬を避けた方法をとりました。

神戸セントラル動物病院通信 神戸セントラル動物病院通信 お薬を使って2か月後には・・・

神戸セントラル動物病院通信 神戸セントラル動物病院通信

この皮膚病は見た目以外には異常はないのですが、改善したことでご家族の方の顔が明るくなりましたにひひ

皮膚科

異物摂取による腸閉塞

まだ7か月のねこちゃんの具合が悪いとのことで来院されました。

お話を聞いていくと、ヒモで遊んでいた時から具合が悪いとのこと。

レントゲン、超音波検査そして念のために造影検査をして‘ひも状異物’のあたりをつけます。

かなりしんどそうにしています。

十分に補液して手術に入ります。

神戸セントラル動物病院通信 ありました。腸の色が真っ赤に変色しています。

ねこちゃんはヒモで遊ぶことが好きですが、決しておもちゃにはしないでください

また子猫の時期は色々なものを遊びながら飲み込んでしまうことが多いです。

見てあげることができないとき(夜間やお出かけ中)は、ねこちゃんをケージに入れて安全確保してあげることも大事です。

今週は帝王切開とこの手術と夜間の手術が続きましたが、

今年も残り少ないので安全に頑張っていきたいと思います。 神戸セントラル動物病院通信 やっぱり子犬はかわいいですね。

病気について

年末年始のお知らせ

12月は駆け足ですね。

12/30(木) 通常診療

12/31(金) 9:00~12:00 午前診療のみ

1/1(土) お正月休み

1/2(日) お正月休み

1/3(月) お正月休み

1/4(火) 休診日

1/5(水) 通常診療開始

お薬やフードなどの業者さんも休みに入ってしまいます。

お正月中に無くなることのないように準備もよろしくお願いします。

神戸セントラル動物病院通信 ルミナリエ見てきました。

今年は12/13(月)までだそうです。

お知らせ