突然ですが
当院は1日に2回の院内全体の清掃をおこない、衛生管理に努めています。
ところが最近、朝一にわたしが出勤すると何か臭いです???
例えるならねこちゃんのおしっこみたいな感じです(ごめんなさい)。
そして犯人がわかりました。
観葉植物のカポックに花が咲いていました。
観葉植物に花がついているのを初めて見て、なんとも不思議な感じがします。
繰り返しになりますが、当院は衛生管理にはしっかり努めていますのでご心配なく![]()
突然ですが
当院は1日に2回の院内全体の清掃をおこない、衛生管理に努めています。
ところが最近、朝一にわたしが出勤すると何か臭いです???
例えるならねこちゃんのおしっこみたいな感じです(ごめんなさい)。
そして犯人がわかりました。
観葉植物のカポックに花が咲いていました。
観葉植物に花がついているのを初めて見て、なんとも不思議な感じがします。
繰り返しになりますが、当院は衛生管理にはしっかり努めていますのでご心配なく![]()
当院にあたらしい種類の医療機器が導入されました。
内視鏡というものです。
今までは知り合いの先生にお願いして使用させていただいていまして、ご不便をおかけしていました。
内視鏡が動物病院で一番活躍するのは、誤食した異物の摘出です。
(胃の中に入ってしまった竹串、プラスチック、ビニール、果実など。)
取り出せる大きさの物にも限界がありますが、胃を開けないで済むのは大きなメリットです。
そして食道内に食べ物(からあげ、りんご、ガムなど)が詰まってしまうこともあります。
その場合は早期に安全に取り出してあげないと食道の病気になってしまいます。
また難治性の嘔吐や下痢などの消化器疾患の時には、胃や腸の中を覗いて、組織を取り出し検査できます。
たとえば炎症性腸疾患の診断や消化器型リンパ腫の診断などにも使えます。
内視鏡があることでわんちゃんやねこちゃんにかかる負担の少ない処置と検査がおこなえます。
ただ人と異なる点は、全身麻酔が必要になるということです。
そういうわけで気軽に行える検査ではありませんので、
内視鏡の一番活躍してしまう異物の摂取がないように、家族の方には安全な環境づくりをお願いします。
かかりつけにしていただいている方たちへの安心をご提供できるように、
負担の少ない医療機器の導入をし、知識と技術のさらなる自己研鑚に努めるようしていきます![]()
Alopecia Xという名前の皮膚病があります。
さまざまな鑑別によって診断されます。
ポメラニアンが日本では多いようです。
この子はなかなか脱毛が改善されず、困られていました。
今回とった治療法以外に治療効果が高いやり方もありますが、
さまざまな事情から手術や長期の投薬を避けた方法をとりました。
この皮膚病は見た目以外には異常はないのですが、改善したことでご家族の方の顔が明るくなりました
。
まだ7か月のねこちゃんの具合が悪いとのことで来院されました。
お話を聞いていくと、ヒモで遊んでいた時から具合が悪いとのこと。
レントゲン、超音波検査そして念のために造影検査をして‘ひも状異物’のあたりをつけます。
かなりしんどそうにしています。
十分に補液して手術に入ります。
ねこちゃんはヒモで遊ぶことが好きですが、決しておもちゃにはしないでください。
また子猫の時期は色々なものを遊びながら飲み込んでしまうことが多いです。
見てあげることができないとき(夜間やお出かけ中)は、ねこちゃんをケージに入れて安全確保してあげることも大事です。
今週は帝王切開とこの手術と夜間の手術が続きましたが、
12月は駆け足ですね。
12/30(木) 通常診療
12/31(金) 9:00~12:00 午前診療のみ
1/1(土) お正月休み
1/2(日) お正月休み
1/3(月) お正月休み
1/4(火) 休診日
1/5(水) 通常診療開始
お薬やフードなどの業者さんも休みに入ってしまいます。
お正月中に無くなることのないように準備もよろしくお願いします。
今年は12/13(月)までだそうです。
最近あぶないっ(*_*)と思ったことです。
散歩のときにつけるリード(綱)ですが、わんちゃんの体格に合わせて選ばれていると思います。![]()
強く引っ張るクセのあるこの散歩では、短めに持つようにしないといけない時もありますよね。
ビヨーンと長くのびのびに伸びるタイプのリードは、
危ない!と思った時などとっさの時に対応しずらいように見えます。(ケンカになったり、車・自転車との接触)
視野が広くとれる公園などの場所では良いのかもしれませんが、街中では危ないーを目撃したことが続きました。
ねこちゃんの首輪ですが、何かに引っかかった場合にはすぐに外れるものにしましょう。
苦しくないように、ゆる過ぎないようにジャストなサイズを選んであげてください。
首の毛づくろいで舐めているときに首輪が口に引っかかることがあるようです。
外れなくて口や爪を怪我してしまった子がいます。![]()
わんちゃんにも首輪が緩すぎて外れそうな子が時々います。
抜けたりしないか心配になります。
チェックしてみてください![]()
きょうは乳腺の‘できもの’についてお話します。
わんちゃんねこちゃんの乳腺は胸からお腹の下のほうまで広~く分布します。
乳頭も8対から10対とたくさんあります。
最近乳腺腫瘍をもったわんちゃんねこちゃんの診察がつづいています。
しかし中には診察した時には[これは・・・・]という残念な状態の子もいます。
腫瘍と闘うにはいろいろと条件がそろわないといけません。
闘い方にもいろいろありますが
腫瘍の大きさ・できた場所・ひろがり、リンパ節の状態、転移があるのか、本人のガンと闘う体力は残っているか、家族の方の協力はどれくらい可能か・・・・・。
みんな条件が異なりますが、いろいろな治療方法やそれに伴う予後の説明をわかりやすく理解してもらえるようにしています。
やはり早期に適切な手術方法をとることが大事です。
さまざまな事情で様子をみていると取り返しがつかないこともあります。
ふだんからスキンシップで ‘なでなで’ して小さなシコリの早期発見を目指しましょう。

下腹部にできた乳腺腫瘍。1cmぐらいだったものが拳ぐらいまでになってしまっていました。
歯磨きしていますか?
目の下にケガをしたとのことで14歳の小型犬のわんちゃんが来院されました。
ケガの原因は奥歯の根っこに膿がたまり、
たまった膿が目の下の皮膚を突き破って出てきたのでした。
超音波スケーラーできれいにしました。
歯周ポケット内の歯石をきれいに取ります。(ここが大事です)
表面の歯石を取り、見た目だけをきれいにしても歯肉炎は悪化していくだけです。
鋭利なもので歯の表面を傷つける行為は避けましょう。
根っこに膿をため込んでしまった原因の歯です。
歯根がやせてボロボロでした。
お薬を詰めて、縫って終了です。
痛みもなくなり、すっきりしたことでしょう
今日は動物の感じる痛みについて。
痛みの感じ方は人の場合でも個人差がありますように、
わんちゃんねこちゃんもそれぞれ感じ方が違うように思います。
こんな事に(*_*)なっているのに食事をとれてすごいなぁと感じることもありますが、
わたしはその子が受けいているであろう痛みを自分に置き換えて想像してあげることが必要だと思っています。
採血やお注射をしてまったく痛みを示さない子がいると、家族の方が「この子は痛みを感じないのでは?」と心配されたりします。
痛みはあります、とても緊張しているのかとても穏やかな性格なのだと思います。
痛みには巨大化した腫瘍や骨転移などの腫瘍性疾患、去勢手術・避妊手術や外科手術に関連した痛み、歯周病や歯根部膿瘍などの歯科疾患、膝蓋骨脱臼や変形性関節症などの整形外科疾患・・・いろいろあります。
痛み止めにもいろいろあります。
その子にあった治療法と同時に有効な痛み止めを使って、元気になってもらえたらなぁと考えています。![]()