犬の腹腔内隠睾摘出

わんちゃんの精巣が陰嚢内に入らずお腹の中に残っている場合は、将来ガン化する可能性が高いので摘出する事をお勧めします。(腹腔内陰睾丸、潜在精巣)

摘出する方法は、開腹手術と腹腔鏡手術がありますが、当院では負担が少ないので腹腔鏡手術をしています。

特にお腹に残っている精巣が、見つけやすいこのような場所にある場合は手術に苦労しませんが

 

 

 

 

 

このケースのように鼠径部の真下のお腹の中の脂肪に留まっている場合には開腹下では大きな切開や侵襲を伴います。

腹腔鏡手術ではこのような場合は、精巣をお腹の見えやすい場所まで戻して摘出可能なため、小さな傷で負担少なくおこなえます。

画像では拡大されていますので大きく見えますが、上の子も下の子もは体重3kg未満の小型犬です。

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